「開業にあたってレジを導入したいけれど、初期費用は抑えたい」
「おしゃれな店舗の雰囲気を壊さない、スマートな決済端末が欲しい」
「売上の入金サイクルが早い決済サービスを探している」
店舗運営において、レジ選びは非常に重要です。
近年、iPadやiPhoneを使った「モバイルPOS」が主流ですが、その中でも世界中で圧倒的なシェアを誇るのが「Square(スクエア)」です。
今回は、なぜSquareが多くの店舗に選ばれているのか、その特徴や気になる料金体系、具体的な活用方法までを徹底解説します。
1. Square(スクエア)とは?

Squareは、Twitter(現X)の創業者ジャック・ドーシーが立ち上げた決済サービスです。
スマートフォンやタブレットに無料のアプリをインストールし、専用のカードリーダーを接続するだけで、誰でも簡単にクレジットカードや電子マネー決済対応の「高機能レジ」を導入できます。
2. Squareが選ばれる「5つの特徴」
Squareには他のポスレジサービスにはない、強力なメリットがあります。
① 最短「翌日」の入金サイクル
多くのキャッシュレス決済は入金が「月末締め翌月末払い」など遅いのがネックですが、Squareは最短で翌営業日に入金されます(みずほ銀行・三井住友銀行は翌営業日、その他は毎週金曜日)
キャッシュフローを重視する個人事業主に最適です。
② 固定費(月額利用料)が「0円」
基本的なPOSレジ機能を使うだけであれば、月額費用は一切かかりません。
発生するのは決済時の手数料と、最初に購入する端末代金のみです。
③ シンプルで洗練されたデザイン
Squareの端末(リーダーやスタンド)は、Apple製品のような白を基調としたシンプルで美しいデザインです。
アパレルや美容室、カフェなど、内装にこだわる店舗に馴染みます。
④ ネットショップとも自動連携
「Square オンラインビジネス」を使えば、実店舗とネットショップの在庫や売上をリアルタイムで一元管理できます。
⑤ 審査から導入までが早い
アカウント作成から審査完了までが非常にスピーディーで、最短で申し込み当日からカード決済を受け付けられる場合もあります(※JCBなど一部ブランドを除く)。
3. 気になる「料金・手数料」
Squareのコスト構造は非常にシンプルです。
「初期費用(端末代)」と「決済手数料」の2つを理解しておけばOKです。
【端末代金】ハードウェアの種類
用途に合わせて選べる端末がラインナップされています。
| 端末名 | 価格 (税込) | 特徴 | おすすめの業種 |
|---|---|---|---|
| Square Reader | 4,980円 | スマホと接続する超小型リーダー。最も安価。 | 移動販売、屋外イベント、小規模店舗 |
| Square Stand | 29,980円 | iPadをセットして使う回転式スタンド。レジ周りがスッキリ。 | カフェ、アパレル、小売店 |
| Square Terminal | 39,980円 | レシートプリンタ内蔵のオールインワン端末。iPad不要。 | 飲食店(テーブル決済)、美容室 |
| Square Register | 84,980円 | 2画面(客用・店用)搭載のハイエンド機。POS機能内蔵。 | 本格的な小売店、大型飲食店 |
※価格はキャンペーン等により変動する場合があります。
また、Square Reader/Standを使用する場合は別途iPadやiPhoneが必要です。
【決済手数料】
お客様がキャッシュレス決済を行った際にかかる手数料です。
| 決済ブランド | 手数料率 |
|---|---|
| Visa, Mastercard, Amex, Diners, Discover | 3.25% |
| JCB | 3.25% |
| QUICPay, iD | 3.75% |
| 交通系IC(Suica, PASMOなど) | 3.25% |
| PayPay(QR決済) | 3.25% |
※月額固定費や振込手数料は0円です。
※解約時の違約金などもありません。
4. 業種別!Squareの活用方法
Squareはアプリの設定次第で、様々な業種にフィットします。
ケース①:飲食店(カフェ・レストラン)
- オーダーエントリーシステム:
「Square レストラン」プラン(一部有料)を使えば、ハンディ端末で注文を取り、厨房へ送信が可能。 - トッピング管理:
「ドリンク+ホイップ追加」などの細かいオプション設定も簡単。 - テーブル決済:
Square Terminalをお客様の席へ持っていき、その場で会計完了。
ケース②:小売店(アパレル・雑貨)
- 在庫管理:
商品ごとの在庫数を登録し、少なくなったらアラートを出すことが可能。 - バーコードスキャン:
市販のバーコードスキャナーを接続すれば、スピーディーなレジ打ちが可能。 - 顧客管理:
購入履歴をもとに、リピーターへのDM送付などのマーケティングに活用。
ケース③:美容室・サロン
- 予約管理:
「Square 予約」機能を使えば、Web予約とレジが連動。無断キャンセル時のキャンセル料請求機能も。 - スタイリスト別売上:
スタッフごとの売上管理やシフト管理もアプリ内で完結。
5. Squareのメリット・デメリットまとめ
導入前に知っておくべきポイントを整理しました。
| メリット(向いている人) | デメリット(注意点) |
|---|---|
| 初期費用・固定費を抑えたい | 電話サポートの時間が限られている(基本はメール・チャット) |
| 入金サイクルを早くしたい | 日本独自のQR決済(d払い、楽天ペイ等)には未対応なものがある |
| おしゃれなレジを置きたい | Android端末だと一部機能に制限がある(iPad推奨) |
| イベントや移動販売で使いたい | 複雑な日本式の「軽減税率」設定等は自分で調整が必要 |
まとめ:まずは無料アカウント作成から
Squareは、「導入のハードルの低さ」と「機能の拡張性」を兼ね備えた、現代のビジネスに最適なPOSレジです。
特に「これからお店を始める」「複雑な契約や縛りが嫌だ」という方には、最もおすすめできる選択肢の一つです。
まずは無料のアカウントを作成し、手持ちのスマホでアプリの使い勝手を試してみてはいかがでしょうか? 端末は後から購入することも可能です。
スマートなレジを導入して、店舗運営をより効率的に、そして売上アップを目指しましょう。

